はじめまして!
ASA星ケ丘の河合です。
子どもの学力向上につながった経験談をご紹介します。
お客様のお宅に新聞代金の集金にお伺いしたところ、次のように打ち明けてくださいました。
「学習指導要綱が変わって、読解力が今まで以上に必要になってくるから
朝日小学生新聞も購読したけど子どもが読まないのよね」
……と、奥様。
子どもが興味を示さないこのような状況になることは多いですね。
私は、お子さまにどのように新聞をすすめているのか尋ねた後、
次のようにアドバイスさせていただきました。
「家族が集まる場所で新聞をひろげて、
子どもと会話をする、記事を書き写したり、議論したり。
身近な社会の問題と政治経済をつなげてみたりすることで、
子どもが自然と読む習慣になるように、親が仕掛けることが大切です」
その後、数ヶ月経ったころ集金に伺うと、お客様から、
子どもが新聞を読むようになったこと、
覚えた単語をすぐに使いたがること、
作文の表現が豊かになったこと、
工夫したことや苦労したこと、
いろいろ教えてくれました。
「考えてみればそうよね、
今まで読んで無いのに読みなさいのひとことで
自主的に読むわけないわよね、
まだ先の話だけどこのまま習慣になってくれれば
大学入試の小論文も完璧かな」
……と、奥様。
うれしそうなお客様の表情が印象に残っています。
ちょっとしたキッカケで子どもが成長することは、
以前より親交のある学習塾わだちかぜの鎌田先生の経験談からも
実感としてはっきりしたものがありました。
このような経緯を経て、親子で見出し日記を作成し、
子どもの学力向上につなげるための活動をしております。
毎日楽しく
取り組める
親も一緒に
楽しもう!
対象学年は
小学校一年生から中学三年生
必要に応じて、朝日小学生新聞と
朝日新聞を使い分けてください。
オススメします!
親子で見出し日記!
鎌田 進 (かまた すすむ)氏
学習塾わだちかぜ代表
2013年より愛知県長久手市で学習塾わだちかぜを運営。
小さな塾だからこそ1人ひとりの子どもと向き合い、
学びを今より楽しく、できたらうれしいをモットーに。
2児の子育てに 右往左往中。
使い方と目的
新聞の見出しを3つと漢字を1つ、親と子どもでそれぞれ選んで下さい
親子で見出し日記の1ページに、左右に分けて書き写して下さい
目的は、読解力、語い力を伸ばすことです。
「いっしょにやろうね」で継続できれば楽なんですが、
子どもの個性に合わせてちょっとした工夫も必要になってきます。
親子で見出し日記はひとつのキッカケにすぎません。
大切なことは、新聞の毎日届く正しい文章で表現された多様な情報にたくさんふれることです。
効果のあった具体的な使い方
新聞をダイニングテーブルにひろげる
、
親側だけ書き写し済みの親子で見出し日記のページもひろげておく、
子どもの様子を見て誘ってみる
ダイニングテーブルにクリアマットをのせて
その間に新聞をはさみ込む
リビングの壁や、トイレのドアに
新聞をポスターのように貼り付ける
目にふれる機会を増やすことで会話につなげる
新聞の記事を家族でまわし読み、
携帯のアプリで録音して聞いてみる
遊び感覚で和気あいあい楽しみながら行う、
家族の記録として数年後に
聞いてみるのも楽しみ
親子で見出し日記の余白をお絵描き帳のように使う、
変わった字体で書いてみたり
落書き、イラスト、自由に使う
慣れ親しむことで結果的に読む機会が増える
壁に貼り出してみる!
ダイニングテーブルにも
想い
自ずと走り出せば楽だよね
大学でレポートでしょ、
社会人になって報告書、企画書でしょ、
やっとかないとね
ひょっとしたらよ、長い人生消えることない財産になるかもね
社会の動向をつかむために記事の裏側も予測しないとね
鵜呑みにしないで観察する力をつけるのにぴったり
子どもの生活環境が大切って、改めて考える機会になった